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タダほど高いものは無い!?

画家「谷内六郎」の遺族が横須賀市に寄贈し、作品は横須賀美術館併設の谷内六郎館で展示・保管されています。横須賀市が、遺族にアドバイザリー報酬として月額22万8千7百円を支払、いままで合計約3千万円が支払われていた。市が、今年の4月より報酬の予算計上を中止して、支払わないことにしたので、谷内六郎の遺族より作品の返還を求められている。

これは、遺族からの作品の寄贈ではなく、横須賀市が、遺族に成り代わって、作品展示を行い、その作品の賃料を支払っていたのと同じことです。遺族にとっては、市が展示運営してくれるので、赤字になるとすぐに辞めるような民間事業者でないので安心であると考えていたのでしょう。ところが、吉田市長は、財政が厳しい中で、このような支出は認めなかったのです。
市議会が騒いでいますが、市長は自らの意思を貫いて、形を変えた支出であっても止めるべきだと考えます。

鎌倉市でも同様のことが発生しています。

1.野村総研跡地
 これは無償で贈与されたものです。贈与後は建物と土地の固定資産税が入らなくなった。
公道からの導入路や橋があり、古い膨大な建物が散在しており、維持するにしても、撤去するにしても多額の費用が掛かり、市は対応に苦慮しているのが現状です。ハッキリとした土地利用計画が無いのに、安易に寄贈を受けたのが失敗です。せめて、更地で受け入れておれば広範囲の利用が可能となり、費用も掛からない。
この研究所は、色んな化学物質等の研究をしていたので、土壌汚染の可能性が考えられる。野村総研は、鎌倉市に寄贈することで土地売却や土壌汚染や固定資産税や建物撤去等のリスクから逃れることが出来たのです。

2.川喜多映画記念館
 この事業のスキームは、住んでいた土地建物を川喜多夫妻が寄贈して、小さな映画設備と川喜多夫妻が輸入した外国映画の資料等を展示するために、鎌倉市が新たに記念館を建設し平成22年4月に開館したものです。運営は川喜多記念財団に市が委託している。
確かに土地は寄贈されているが、記念館建設費と運営費は市が負担するものです。そして、その運営は川喜多夫妻の記念財団が行う。

これって、資産と事業の継承をうまくやっているのでは?
相続税を免れて資産を継承していると考えられない?
事業の赤字リスクは市の税金で出来るからないよね。
川喜多記念財団は、ノーリスクで事業費まで税金で出るって美味しいよね。

展示している資料は、ポスター・スチール写真類が少し展示されているだけで映画資料としてはお粗末でした。日本の映画博物館的なことを期待していたので残念ながら期待はずれでした。松竹大船撮影所の資料も展示して鎌倉の映画記念館にすればよいと考えます。

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