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川喜多映画記念館事業 2

外国映画輸入で貢献した川喜多長政・川喜多かしこ夫妻が居住していた家が鎌倉市に寄付され、跡地に「鎌倉市川喜多映画記念館」が、市の建設費と運営費により運営されています。運営は、川喜多記念映画文化財団に委託されています。

鎌倉の映画と言う視点から、川喜多映画記念館事業を見てみたい。

大船に松竹大船撮影所がありました。跡地は、ショッピングセンター、鎌倉女子大学、鎌倉芸術館となっており、鎌倉の文教地区を形成しています。

松竹大船撮影所に出演していた俳優や監督など映画に関わっていた人たちが、多く鎌倉に在住しています。川喜多夫妻も映画関係者の一人として在住されていました。

大船撮影所は、鎌倉で60年以上映画製作を行っており、渥美清主演の「男はつらいよ」が、ここで作られていました。

大船撮影所は、鎌倉の文化芸術の歴史の1ページを飾るもので、長らく市の税収や雇用に貢献した。鎌倉市が、映画関連展示を行うのであれば、松竹大船撮影所を中心とした展示を行うべきだと考えます。川喜多映画記念館展示資料などを見ても、常設展示は松竹大船撮影所がメインであるべきなのに、川喜多夫妻関連であり、本来は、川喜多記念映画文化財団が、自己資金でやるべきです。川喜多財団は、そのために設立されたのではないですか。

うがった見方をすれば、川喜多さんが土地を寄付することにより固定資産税を免れ、建設費と運営費を市から引出し、財団が運営をすれば、お金を使わずに目的を達することが出来ます。これっておかしくないですか。

鎌倉市が、川喜多映画記念館を続けるのは、財政難の折から、いかがなものかと考えます。川喜多財団が引き継がれるなら、売却すればよい。

鎌倉在住の有名人が土地建物を寄付すれば、鎌倉市の費用で有名人の業績展示を行うなどは、止めるべきです。例えば、鏑木美術館も一緒です。業績展示を行うのであれば、文学館や、芸術館で特別展を行えばよい。

提案1
このまま残すなら、「吉屋信子記念館」と同じ扱いにする。
平成26年度・吉屋信子記念館管理運営事業予算は、2,544千円。

提案2
市が、どうしても文化事業として映画関連の展示を行うのなら、松竹大船撮影所跡地の「鎌倉芸術館」のギャラリーを使い、松竹などの協力を得て、特別展を行えばよい。

鎌倉市公共施設白書(文化施設)平成25年3月」によれば、鎌倉国宝館、鎌倉文学館、鏑木清方記念美術館が出ていますが、鎌倉芸術館と吉屋信子記念館が書かれていません。おかしくないですか。

上記白書によれば、

川喜多映画記念館は、建物延べ床面積309㎡で、展示スペース151㎡です。
運営体制:平日14名。休日10名。指定管理料:34,320千円。

鏑木清方記念美術館は、建物延べ床面積470㎡で、展示スペース93㎡です。
運営体制:平日10名。休日6名。指定管理料:45,300千円。

川喜多や鏑木とも休日入場者が平日より40%多いにもかかわらず、運営人数が少ないなど何のための運営体制か。国宝館や鎌倉文学館も同様です。

運営体制

常勤者が多すぎる。入場者計画では、40名/日で、時間当たり5名にすぎない。
常勤:統括責任者1名、展示・上映担当者と講演担当者が各1名。警備員1名。窓口担当者のパートが4名。特に、100坪にもならない建物を常勤警備員が、警備する必要はないのでは?
  

※ 展示等の担当者は事業計画から1名にできる。

事業計画

1 入場料売上予算が、初年度(120人/日)から見ると平成26年度(40人/日)と三分の一。
2 企画展示は、メイン事業であるのに初年度7回から翌年度5回。平成25年度から4回。
  入場者数減の対策がなされていない。
3 「観覧料の減免に関する基準」で川喜多財団に無料にする権限が与えられており、月別
  実績で入場者の10%以上が、無料のケースが発生している。そのほとんどが、川喜多財
  団関係者と想像される。売上意識が希薄だからコスト意識が無い。
4 事業計画で行われる事業回数が明確でなく売上と予算の根拠が不一致であり、あたかも
  指定管理料の数字に合わせて予算がつくられているようです。

  川喜多記念映画文化財団は、指定管理者としては、失格
  と言えます。

  現状のままでは、鎌倉市が、この事業を継続する価値が
 ありません。

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