« 鎌倉の市民税は誰が払っているか | トップページ | 商船三井の船舶差押えから見える安倍外交の綻び »

安倍首相の憲法ないがしろ作戦

砂川判決(昭和34年)を基に高村自民党副総裁が言い出した。判決は、「必要最小限の集団的自衛権を排除していない」との主張を展開して自衛権ついて憲法解釈した最高裁の砂川判決を根拠にしようとしている。

1.昭和34年時代には、自衛権について「個別的」とか「集団的」という自衛権の区分につい
  て誰も言っていなかったし、言及していない。当時は、軍隊を持ち戦力保持できるかどうか
  が争点でした。そこで、軍隊でないという「自衛隊」という組織が編み出されたのです。

2.判決文が、集団的自衛権について言及していないから、必要最小限の集団的自衛権は
  あるのだと言う論法は、この判決の趣旨を曲解したもの。判決で書かれていなければ、制
  限されないのだと言うのが許されるのなら、拡大解釈すれば何でもできると言うことにつな
  がる。幼稚な論法であきれてものが言えない。高村自民党副総裁に常識があるのか。

3.それにのっかかり、安倍首相は、安倍の私的諮問機関でゴーサインが出れば、閣議で憲
  法解釈変更をして集団的自衛権行使が出来る環境に踏み切ろうとしている。現在、中国、
  韓国との関係悪化が、表面化しており、一政権の憲法解釈変更は避けるべきです。
  

4.砂川事件は、地裁で無罪判決が出たが、最高裁で田中耕太郎裁判長が有罪と断じ地裁
  に差し戻しした。判決前に米国大使と話し合いがもたれたことが判明しており、判決その
  ものに疑義がもたれている。田中裁判長の経歴を見ると、文部省局長・貴族院議員・参議
  院議員などを歴任しており、官僚色や政治色の強い人と感じざるを得ない。

 

  安倍首相は、憲法改正を言いだしたが反対に会い。96条の手続論をだしたがダメとな

  り、さらに、憲法解釈変更を画策している。

  安倍首相の行動は、「軽い」「姑息」だけでなく、「幼稚」とまで言っても言いほどです。

  言い換えれば、国民が、「軽い」「姑息」「幼稚」になってしまったのでしょうか。心配だ。

  安倍首相は、正面から憲法改正を国民に問い、行動するのが王道です。原理原則を曲

  げては許されない。

 

  

  大手新聞社が、高村自民党副総裁の論理について言及していないのが残念です。

 

« 鎌倉の市民税は誰が払っているか | トップページ | 商船三井の船舶差押えから見える安倍外交の綻び »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

中沢克之も議会ルール無視

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1359611/55856557

この記事へのトラックバック一覧です: 安倍首相の憲法ないがしろ作戦:

« 鎌倉の市民税は誰が払っているか | トップページ | 商船三井の船舶差押えから見える安倍外交の綻び »

無料ブログはココログ