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ティアラ鎌倉の予算について

平成27年2月議会において「新・草莽の会」の代表質問が、渡辺昌一郎議員により行われました。

 

その中で「ティアラ鎌倉」の運営について質問が行われました。

 

松尾市長の答弁(渡辺昌一郎代表質問・動画39分~)  「ティアラ鎌倉について」

 

1.分娩数のピークは、H22年度:322件。H26年度見込みは、214件。 

2.H26年度補助額は、9100万円の見込み。 

3.H28年度新たな産院開設が予定されている。H27年度は、現状の補助の実施を行い、今後は、

  
検討する必要があり、実務経営サポート支援を行う。 


ティアラ鎌倉支援予算のH26年度とH27年度比較

当初予算額   H26年度    H27年度    (単位:千円)

           57,995    93,304

       ※ 27年度予算は、前年比61%UP。        

 

ティアラ鎌倉開設時は、産科診療所や中小病院の産婦人科は、出産時における医療過誤による「脳性

マヒ」発生などの損害賠償事件が多発し、診療所や中小病院で、出産できる産科が次々と閉鎖された。

その後、国が、出産時における産科医に対して「産科医療保障制度」を設け、産科医の損害賠償に対する

リスクが無くなりました。現在では、出産できる産科診療所などが増えてきています。

 

鎌倉市では、鎌倉市医師会立産科診療所があるから、新規参入が少ないと言われています。

 

  ティアラ鎌倉関係の時系列 

 


1.平成21年2月開設(ティアラ)

 

2.ティアラ鎌倉の年度分娩数

 

  H21年度:235。H22年度:322。H23年度:315。H24年度:310。H25年度:266。

  H26年度見込:214。
 (H25年度分娩数の内、市民の母出産数176人)

 

3.平成25年9月 大船に矢内原医院開設

  
(ティアラ鎌倉と矢内原医院の比較)

  ベッド数:ティアラ9ベッド、矢内原12ベッド。分娩費:ティアラ55万円、矢内原医院:63万円。


  ティアラHP矢内原HPには、ティアラの予約には、満床はない。矢内原の予約は、ほとんど満床です。

 

4.平成28年度、新産院開設(湘南鎌倉総合病院?)

 



問題点

1.H26年度当初予算額の258%を今年度支援すると言う。大変な状態であるにも拘らず、H27年度もそ

  れを上回る
93,304千円の予算を計上し支援を続ける。

2.H28年度については、改善策を講じると言う。経営改善策が、遅すぎる。このままでは、H28年度新産

  院が出来、更に、
大変なことになる。

3.H21年2月開設時に市は、開設から3年間は支援するが、その後は自力でやってもらうと言いながら、

  いまだに、赤字補てんを続けており、H27年度までは続けると言う。

4.市の支援額9100万円は、ティアラ鎌倉分娩数で割ると一人当たり約42万円強にもなる。

 


ティアラ運営者鎌倉市医師会は、赤字削減の経営努力をいかにしたのか。



市は、経営指導をどのように行ったのか。



市民から見れば、市民が出産する人に個別に補助費を出す方が、よっほど喜ばれる



状態です。

 

当ブログ関連記事

1.決算委員会における「ティアラ鎌倉」の質疑

2.鎌倉医師会立産科診療所「ティアラ鎌倉」の運営

3.2月議会の公正、公平、透明な政治を実現する会 鎌倉の代表質問

.「ティアラかまくら」への平成26年度補助予算について

5.鎌倉市医師会立産科診療所「ティアラかまくら」

 

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コメント

平成27年2月定例会 2月18日 代表質問 新・草莽の会  渡邊 昌一郎議員

議案第107号 平成27年度鎌倉市一般会計予算外24議案について

ティアラ鎌倉に関して

議員質問(約30秒)→ http://youtu.be/2qhWbaVunFs

市長答弁(約45秒)→ http://youtu.be/ZKJIwWLvGLU


ティアラ鎌倉はスタートして1週間で院長が辞め、数か月でドクハラを起こし、ツッコミどころのある産院ですね~。
もともと8床しかないので満床であっても運営的には苦しいのではないでしょうか。
そこで市が家賃や設備費を出している上、運営上の赤字補てんもしているってわけですね。

でも切迫流産など「リスクの高い」妊婦の受け入れはしていません。

難易度の高い、手のかかるものはすべて民間に押し付けているとも言えるわけで、
全部自前でやっている民間の産院に対して、不公平なほど恵まれていると思います。
こんな産院があれば、近所に民間は進出できませんね。

一方で産科医療保障制度は、出産によって「重度の脳性まひ」になった場合、一定の保障金を出す仕組みで、軽度だったり、それ以外の障害の場合は保証されていません。
そうした場合も含めて医療訴訟は起こりうるわけです。
訴訟の際、どなたが責任を持つのか、市なのか、医師会なのか、院長なのか、このティアラ鎌倉では未だに見えてきません。
つまり訴訟で市が賠償責任を負う(=市民が払った税金がつぎ込まれる)可能性が高い、ということでもあります。

市民の妊婦が「恵まれている」のであればナットクもできますが、これじゃ運営者が「恵まれている」だけですね~。
産科保障制度ができる以前ならともかく、もう民間が参入できる時代になったのですから、中途半端な公営のティアラ鎌倉は「役割を終えた」って気がします。。

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