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鎌倉市の緑地購入(平成26年度)

平成27年2月議会において平成26年度緑地購入の報告と議案が提出されました。

鎌倉市土地開発公社に買わせた土地が、15億3百万円。市が購入した土地が、7億4千4百万円。 

合計22億4千8百万円にも上ります。


市は、財政難だからと
社会福祉関連費の増大に対処するために包括予算制度を導入している。

市民サービス費の削減が実施されている中、いま緑地購入をやる必要があるのかはなはだ疑問です。


緑地購入費約22億5千万円のうち、個人からの購入ならまだわかるのですが、野村不動産と西武鉄道
 

から購入分が20億5千万円(91.4%)なります。

 

 

 


土地開発公社を多くの地方自治体では解散させている中、いまだに解散させていない。さらに、市が

公社
購入させる場合、市が債務保証し、公社は、民間金融機関から借り入れしている。

 

鎌倉市の平成26年9月末市債状況によれば、借入残高が、838億1千6百万円にも上る。そのうち、

市中金融機関から94億1百万円(11.2%)借入している。これには、土地開発公社借入には入って

いない。

平成26年度予算規模は、一般会計・特別会計を合わせて約1,070億円で借入比率78%にもなる。


問題点
 

1.野村不動産と西武鉄道は、鎌倉市における過去からの大手開発事業者である。いま企業力のある

  2社
から購入する必要があるのか。 

2.土地開発公社を利用し、先行取得する時代ではない。緑地など土地購入は、公社を解散させ議会

  議決事項としなけれ
ば、土地購入は止まらない。
 

3.土地開発公社による緑地購入報告を聞き、議員のほとんどが、ただ黙って聞いているだけでした。 

   議員の意識のレベルの低さが、残念です。行革だ財政改革だとただ言っているだけのようです。

 

  この件を逆から見れば、市に余力があることになる。このお金を市民サービスや必要な公共施設費に

  投入すべき
ではないでしょうか。

 

  土地明細

1.平成26年度緑地購入(鎌倉市土地開発公社・業務代行)2件 購入金額1,503,206千円(野村不動産より)

  土地明細 ①地番:鎌倉市台字西の台1695番2外。地目:山林ほか。面積:48,153.40㎡。(山崎・台峯緑地)

         ②地番:鎌倉市梶原三丁目2813番2外。地目:宅地ほか。面積:23,088.63㎡。(鎌倉中央公園拡大用地)

2.平成27年度緑地購入4件(議案84号から87号) 購入金額744,977千円(野村不動産・西武鉄道・その他個人より)  

  土地明細 ①地番:鎌倉市十二所字和泉谷457番。地目:山林。面積:21,778㎡。(鎌倉近郊緑地特別保全地区)

         ②地番:鎌倉市十二所字和泉谷496番。地目:山林。面積:13,987㎡。(鎌倉近郊緑地特別保全地区)

         ③地番:鎌倉市台字西の台1851番2外。地目:畑外。面積:8,548㎡。(鎌倉中央公園拡大用地・野村不動産)

         ④地番:鎌倉市七里ガ浜東五丁目1332番109他17筆。面積:22,256.43㎡(鎌倉広町緑地・西武鉄道他所有)

          野村不動産土地購入金額:180,362千円。西武鉄道土地購入金額:346,792千円。

 

 

 

 

 

 

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