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6月議会で可決された「監査の動議」の影響について

2015年6月議会において議員提案「監査請求についての動議」が可決されたことについ

考えて見たい。


監査請求の内容は、鎌倉市条例「鎌倉市職員団体のための職員の行為の制限の特例に

関する条例」(ながら条例)に基づき、市が行った職務専念義務免除の事務ついて監査を

求めている。


鎌倉市の正規職員には、一般行政職の職員と単純労務職の職員が存在します。

単純労務職は、ごみ回収作業員や、学校給食調理員などです。


一般行政職の給料表と単純労務職の給料表は、別々に定められており、一
行政

職員は、地方公務員法に基づき労使交渉が、単純労務職の職員は、労組法に基づ

労使交渉を行うことが規定されています。


ながら条例」とは、一般行政職の職員に対して地方公務員法による職務専念義務を一 

行政職の職員団体と市長などの交渉時に免除し、就業時間内の交渉であろうと欠勤 

扱いしないで就業しているとみなし給与を支払うと言うルールです。

 

 

 

 


平成18年1月総務省が出した「職員団体及び労働組合に係わる職務専念義務免除等につ

て」通知は、一般行政職に対するものであり、労組法に基づく単純労務職には適用しない

うにと通知している。問題は、鎌倉市が、昭和41年9月条例制定以来、単純労務職にも

がら条例」を適用しており、現在も変更していない。


市は、労使交渉について一般行政職と単純労務職との合同による労使交渉(市労

交渉)を現在も続けています。


地方公務員法逐条解説では、「市労連交渉」は、地方公務員法に基づく交渉にも、労働組

法に基づく団体交渉にも該当しない事実上の話し合いであり、混乱を生じる恐れがある

ときはできるだけ避けるのが適当であろう」と記載されています。


市労連交渉」は、職員団体(一般行政職)と労働組合(単純労務職)と行政側の単なる話
 

し合いであり、正式な交渉ではないことになる。


鎌倉市が行ってきた「市労連交渉」において、市が、一般行政職と単純労務職に適用
した

「ながら条例」は、正式な交渉でないと認められるので、違法なものとなると考えます。


「ながら条例」制定・昭和41年9月以降に適用したものすべてが問題となり、当初考えられて

いた単純労務職員だけでなく、一般行政職員も対象となります。


市が行ってきた「馴れ合い労使交渉」の杜撰な取り扱いが赤裸々になってきました。


議会が求めた監査請求結果が、9月1日までに報告されるでしょう。


翌日9月2日からは9月議会が始まります。


暑い夏のまっ只中、どうなることでしょう!?

 

 

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コメント

こんにちは。
はじめまして。
私は「人、自然、コミュニティー」をコンセプトにワクワクする社会づくりを湘南から発信するプロジェクトを行っている団体の代表の大場と申します。
この度、藤沢市で「だべ会」という、そのまちに縁のある人と行政が集まり、円になって思い思いの意見を自由に討論し、新しいまちの未来づくりへつなげていくプロジェクトを行う予定です。
そこで今回テーマとして、地方選挙での投票率を取り上げ、行政でのHP選挙公報掲載も話し合う予定です。
お隣鎌倉市は掲載されていますね。
鎌倉おやじ様の活動をこの機会に拝見し、感嘆しております。
もしご興味があり、お時間が許されれば他の行政ですが、お越しいただけたら嬉しい限りです。
今後の益々のご活躍をお祈りいたしています。

大場

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