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鎌倉は行政と議会が壊れている! 9月議会最終日の顛末

2015年9月議会は、44日延長し11月12日深夜に閉会となりました。

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葉山町では、一部職員への給与過払い問題で100条委員会が設置されていますが、鎌倉

市では、医師会委託事業と白紙請求書の大問題でも議会は特別委員会を設置できないで

いる。

中沢市議の一般質問により医師会に業務委託していた予防接種・休日急患診療所とそれ

に絡んで発覚した白紙請求書問題により議会が延長していたが、行政の不完全な回答ま

ま閉会となってしまった。さらに、中沢市議の途中での質問取止めと以後の一般質問予定

者3名(山田・河村・久坂市議)と緊急質問予定者4名(上畠・渡辺(昌)・長嶋・赤松各市議)

の質問が取止めとなり、決算特別委員会が設置されたが、閉会中審査となりました。

通常では起こりえない質問の中止などと共に医師会委託事業未解明や全庁的に行われ

てきた白紙請求書や決算審議の繰り延べなど、異常な9月議会終結です。

11月12日本会議最終日において、正副議長の辞職勧告決議の動議が、上畠市議から出さ

れ、両議案とも否決されましたが、その中身を見ると議員の採決による行動が赤裸々に表れ

ています。


   吉岡副議長辞職勧告決議案(否決)
賛成:上畠市議。退席:松中・中沢市議。


   前川議長辞職勧告決議案(否決)
賛成:ゼロ。退席:上畠・松中・中沢・竹田・三宅・保坂・大石・納所・西岡・長嶋・渡辺(昌)市議
合計11名。欠席:千市議(体調不良により途中から)。

※ 前川議長の場合、退席と欠席を含め12名が採決に加わらなかった。もう1名が欠席か
   退席となっていたら 議員定数の過半数以上が、出席しないことになり、議会が成立しなく
   なり、その時点で議会が終了(流会)してしまった可能性があった。

※ 吉岡副議長の信任数は22名。前川議長の場合は13名。議員定数は、26名ですから前
   川議長場合は、議決権が26-2(前川・吉岡)=24であり、辛うじて過半数以上となっ 
   た。

 問題点


1.前川議長辞職勧告決議での議員
 ①採決時に12名もの退席・欠席が出たことは、議員の採決権の放棄にならないか。大石
   市議は、交通事故の反則金だけでなく刑事罰が下った。大石副議長辞職勧告決議時に
   おいても大量の退 席者が出て、否決となりました。これは職員の場合、懲戒処分に該当
    するケースです。鎌倉市議の多くは、仲間内の議員の辞職勧告に対して賛否を行うこと
   が出来ない。情けない議員と言えないか。

 ②山田市議(みらい)と久坂・河村市議(みんな)は、一般質問を正副議長から止めさせら
   れたが、決議に反対 している。議員の質問権より、議長を守ることが大事と考えた。三
   人の行動は理解できない。まだ、山田市議は、議長会派だが...。みらい・みんなの両
    会派は、もともと質問が少ないとはいえ、何を考えているのだろう。

 ③緊急質問予定者(上畠・渡辺昌一郎・長嶋・赤松市議)のうち赤松市議(共産)以外は、
    質問取り下げに反対していた。上畠市議によると全員協議会開催し、「労組事務所」と
    「小原前労組委員長」の問題を報告するという約束を取り付けたので質問を取止めに応
    じた。赤松市議は、副議長会派だから議長を守った?
 

2.医師会委託事業と白紙請求書
   医師会委託事業は、市民の健康を守る事業ですが、医療ミスのチェックが、できたわけで
   はない。さらに、市との不適切な関係などが解明されていないなどとともに白紙請求書問
  題は、全庁的に行われてきたが、何一つ解明されていません。今後の改善策についても
  説明されていない状況です。松尾市長が、市により第三者委員会を設置して解明・改善
  すると発言したとのことですが、大問題だけに議会で特別委員会を設置して行うことを何
  故しなかったのか疑問が残ります。


3.決算特別委員会
  11月16日から閉会中審査を行うと告知されています。市は、医師会委託事業と白紙請求
  書問題ついて、いまだ中沢市議の質問に対して回答できていません。決算委員会におい
  て同様の質問に回答できないと考えるが、何故、議会は決算特別委員会を開催するので
  しょうか。議会は、中沢市議への回答を得てから決算委員会を開催すべきと思うが、自ら
  解明することを断念したのでしょうか。決算委員会は、単なる「セレモニー」になるだろう。
  委員会メンバーの10名の内、7名が、市長・議長会派であり、結果は明らかです。


医師会委託事業問題は、市民の健康問題です。医師会組織が機能不全になっ


ており、医師会の問題は、何も市の委託事業だけではありません。市民の健康・


医療の大問題です。


もはや、医師会単独ではどうにもならなくなっていると考えます。市は、県に医師


会の立て直しを申し入れるともに、一緒になり医師会改革を進めてほしい。鎌倉


医師会単独ではできないなら、近隣自治体の医師会と合併させるのも一つの方


法ではないでしょうか。

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コメント

何です?こりゃあ、、、。退席、欠席だらけ? 議長会派?副議長会派?なにやってんの、こんなちっこい地方議会で。ボロボロの市側も問題だけど、市議会議員は誰のために仕事してるんだ? 国は国で、パンツ泥棒か右翼ギンギンが国民代表になっててうんざりなのに、鎌倉市議会も、一部の人を除いて、行政のお目付役なんか到底無理、もっともっと小さい町や村で光る行政をやってるところがあるんだよ、要は人だね、知性と教養、政治への見識、決断力、勇気、正義感、滅私奉公、清廉潔白、独立自尊、心身健康、献身慈愛、、、いないか、こんな政治家。


【拡散希望】平成27年10月26日付け鎌倉市情報公開・個人情報保護審査会答申

答申第35号:総務常任委員会資料に記載された資産価格の検証に関する文書(不存在決定)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/soumu/documents/sinsajyouhou-kojintousin35.pdf

答申第36号:異議申立てに係る却下決定に関する文書(不存在決定)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/soumu/documents/sinsajyouhou-kojintousin36.pdf


2015/11/16 鎌倉市総務部財政課作成

平成26年度白紙請求書を使用した事務に係る支払額確認資料

http://fujikama.coolblog.jp/2015/SEP/20151116.pdf

行政も議会も、もともと権限の割に機能が弱いと思っていましたが、いよいよ議長・副議長自ら議会を機能停止させましたね。
言ってしまえば、「自殺行為」ですが、大部分の市民はこの機能停止の重大さを知りません。
知っていたら、憤慨するでしょう!

読売や朝日新聞などのメディアは市民にこのことをほとんど告知しませんね。
鎌倉または湘南支局があるでしょうに。
こちらも機能停止だね。
表面だけの良い話を、ごくまれに掲載するだけではメディアとしての役割はどうしちゃったんだろう?

根っこのところに市長が理事者としての資質に不十分なところがあるのでしょう。
そしてそれを補うまともな職員や与党議員もいない。

市長は労組をコントロールできておらず、
労組&労組と絆の深い共産党副議長をなんとしても追い落とそうとする上畠議員。
そして市長そのものが嫌で引きずり降ろそうとする中沢議員。

根源は市長の資質不足にあるのだが、うまく調整できない職員や議員にも問題あります。
与党議員は与党なように見えて、基本は自分たちのことしか考えていません。
まして市長をカバーできるような与党議員はおりません。

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