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鎌倉市が事業者から訴えられた2件の裁判で勝訴したが…

2016年1月27日横浜地裁で判決があり、2件とも原告が敗訴しました。


なぜ、鎌倉市は事業者から開発案件で訴えられたのか、考えてみたい。


1.鎌倉山二丁目開発関連における国家賠償等請求事件

  原告・さくら地所、被告・鎌倉市。

  裁判内容

  さくら地所は、鎌倉山二丁目開発事業者です。当該土地購入にあたり、接道道路が、開

できる幅員4メートルがあるかどうかを市に問い合わせたところ、建築指導課では、

メートル
道路との表示がある図面にて説明がなされた言うことでの争いです。

原告は、市が間違った
説明をしたことにより、損害が発生したと鎌倉市を訴えた。


2.「不作為」等違法確認請求事件

  原告・サンリゾート、被告・鎌倉市。

  裁判内容

  開発案件に係る争いですが、詳細は現在不明。

 


鎌倉山のケース

争点

1、原告は、市が間違った図面に基づき説明したので損害発生。


2.市は、図面に4メートル道路とカラー表示していたことは認めたが、道路の確認は、担当

  課である道路課に確認するように説明したと主張した。


  ※ 原告・被告の争いは、「言った言わない」です。


原因

市が図面に間違った表示をしていたことから事業者が、間違った判断をした。一方、事業者

が、道路課の確認を怠ったことが最終的な原因と考えます。


問題点


1.許認可の行政手続きに対するフロー図はあるのか。不備はないのか。


2.行政手続き毎に説明資料はあるのか。マニュアルはあるのか。


3.行政手続き説明の訓練はしているのか。


※ フロー図に接道道路のチェックは、道路課へ確認と記載があれば問題は起こらなかっ

      た。また、建築指導課と道路課が適切に連携していれば、正しい道路表示がなされて

      いただろう。行政の縦割り弊害が起きています。


   民間事業者は、費用対効果を鑑み、裁判して勝てることと利益が出ると判断できる場


   合にのみ裁判を行う。しかし、市の対応にミスがあり、なおかつ、説明などの対応に対


   して「怒り」などの感情があれば、利害に関係なく訴えることがあります。


  今回の鎌倉山のケースは、「怒り」で訴えたのではないでしょうか。

 
2.原告・サンリゾートのケース


  市の担当部署は、建築指導課と聞いています。開発案件とすると、許認可に関する行


  政手続きに関するものと推測します。

 
 市も事業者もお互いに争うことは不幸なことです。


 許認可権を担当する部署は「権限}とともに「説明責任」があります。


   市は訴訟に勝ったからよいのではなく、再発防止策をしっかりとやるべきではないか。

 
   二度と「言った言わない」などのことで訴えられることなないように !!


   説明資料などを整備してください。また、職員が説明のための「ロールプレー」などの


   研修してください。


   市は、手続きでは必ず文書を求めます。相手にも文書を基に説明すれば、間違いが起こ

  らない。

  裁判費用も公金です。無駄な費用を使わないでください。
 

 今の言葉でいえば、「ゲスの極み」じゃなかった「ゲスの勘ぐり」であってほしいものです。

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【拡散希望】横浜地裁 第502号法廷 2016年2月8日(月)11時10分

第5回 口頭弁論 平成27年(行ウ)第20号売買仮契約締結履行差止請求事件(藤沢高校跡地)

原告:県民(藤沢市民・鎌倉市民) 被告:神奈川県

準備書面及び国土交通省への措置請求書

http://fujikama.coolblog.jp/2015/SEP/20160127.pdf

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