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鎌倉市医師会立産科診療所「ティアラ鎌倉」に過大補助金が支払われている。

2016年6月23日鎌倉市議会・観光厚生常任委員会において、報告事項「健康福祉部に

おける不適切な事務処理について」にて、上畠市議により質疑が行われ、「ティアラ鎌倉」の

不適切事務が判明しました。

この事業は、医師会立と言いながら医師会の負担は、人材を出すだけで家賃や医療機器の

リース代に加え事業による赤字が出れば、市が負担するという補助事業です。実態は、鎌倉

市立と言える事業でありながら委託事業としていません。

内容から医師会立の補助事業とすることが、おかしいと考えます。

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市は、経費の1/3を超える補助金支給を認めましたが、返還させるとは言及しませんで

した。

医師会は、実経費支出額の三分の一(90,020,504円)を超える補助金を請求し、翌年

6月に請求し過ぎていましたと6月29日報告しましたが、過請求した11,584,604円を

9月28日に返戻していたことが判明。請求が遅れた理由の一つに、市の請求忘れが判明

しています。

1.事業費の1/3を超える分について

鎌倉市補助金等に係る予算の執行に関する取扱要綱によれば、補助金交付基準・第6条

「市長が認めた補助事業等に要する経費の額の1/3を超えない額の範囲内とする。ただ

し、特に市長が必要と認めたときは、その額とする。」とあります。

3月5日補助金に関する起案文書に第6条但し書きに関する記載がなければ、条例違反

に当たるのではないか。不適切な事務処理に間違いがないと考えます。

2.実績報告

鎌倉市補助金等に係る予算の執行に関する取扱要綱によれば、実績報告第9条「補助

事業者等は、補助事業等が完了したときは、年間を通じた補助事業等については、当該

年度終了後50日以内に、その他の補助事業等は、事業完了後14日以内にそれぞれ次

に掲げる書類を市長に提出しなければならない。(1) 決算書又は精算書 (2) 補助事業

等実績報告書 (3) その他市長が必要と認めた書類」とあります。しかし、医師会は、6月

29日に貰い過ぎでしたと報告している。

3.医師会が過請求した補助金返還

医師会が、過請求していたと報告した6月29日から約3か月後の9月28日に返還してい

ます。民間では、自らがミスをしたならば、相手に報告すると同時に過請求金を即返還す

るが、医師会は,それすらしていない。市は、市民への税の納付期限が過ぎれば、課徴金

として金利を市民に課すのに不公平ではないのか。

疑問点

1.市は、過請求となった請求をチェックしてもわからなかったのか。市は、請求時までの

  決算書を見たのか。医師会は、請求が年度末でありながら、年間経費の13%もの過

  請求をしている。分娩は事前予約であり、診療報酬は見込みやすいが、約1.6月分に

  当たる過請求である。医師会の決算見込みは、いい加減であると断じるほかない状態

  です。医師会の決算事務が心配になってきました。だって、予防接種の請求事務すら

  まともに出来ないのですから...。
 
 
2.事業費の1/3を超える補助費 1,683,378円を返還させるのかどうか。

  市は具体的な処理を言及していません。


3.実態は、委託事業であるのに、なぜ、補助事業としているのか。

  産科診療所運営費補助金交付要綱・(補助金の額)

  第3条「補助金の額は、診療所開設運営に要する経費のうち、次に掲げる経費とする。
 
  (1) 診療所初度調弁費(設置初年度のみ)
 
  (2) 施設の賃借料及び医療設備リース費用(固定費)
 
  (3) 前2号に規定するもののほか、診療所の円滑な運営を図るために必要とする経費

    から診療所の診療収入等収入額を差し引いた額。


 
  医師会は運営努力をする必要がない。赤字を垂れ流ししても医師会は痛まない。

  実態は、鎌倉市立産科診療所でありながら、誰も何もしない「野放し」の事業コン

  
セプトであり、医師会との不平等契約と言える。

 

 

 

ティアラの分娩件数は、H22年度322件をピークに、H25年度矢内原医院開院で266件

(市民外分娩:31件)。H26年度は、219件(市民外分娩:22件)ですが、市民・里帰り計

は、197件でしかない。H27年度は、さらに落ち込む?

補助金を197件で割ると46万円強となる。

市民出産数に占める「ティアラ」の比率は、H22年度226件(18%)をピークに件数・比率

ともに下がっています。H26年度は、141件(13%)でしかありません。補助金を141件

で割ると65万円にもなり、出産者が支払う正常分娩費を超え異常事態です。

鎌倉市の新生児は、1200人台であり、H26年度分娩数は、湘南鎌倉872件、矢内原

436件で合計1,308件になり、2か所だけでも十分です。



多額の税金をかけて産科診療所を市が運営する必要は、


全くありません。


 

事業責任を誰もとらない事業を鎌倉市はいつまで続ける


のか。
 



参考資料

 

 

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コメント

医師会の白紙請求書の時にも驚いたがテイアラの件は、まあ、俺らの世界での どんぶり勘定 っていうのに近いんじゃ?過大に支出してた市側が、何時でも良いよ的な返金請求、 分かりやすく言えばそうなんでしょ?  鎌倉は市税を投入すべき問題がもっとあるじゃないのさ、市長はどっちかって言えば若い方だろうよ、なのに硬直した市政運営、なんか鎌倉市って生き生きしてないな。若いリーダーが牽引ているって躍動感がない。江田の所にいたんだよな、彼は、確か。既得権益とか癒着とかとは無縁な筈だがね。まあ、余談ですが、身につかない着こなしの和服着るのだけはやめてほしい。小柄で痩せた人は、よほど着慣れていない限りみすぼらしいだけ。誰のアイデアなんだ?あれは。

中央図書館も中央公園スロープもボロボロで
市民に対しては徹底的にセコイくせに…

ティアラは市民の為になるからまだまし。
観光協会や川喜多、鏑木、湯水のごとく税金入れているが、市民の役にたってない。

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