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不適切な事務処理   生活保護費   現金管理

不適切な事務処理の中で「生活保護費の現金管理」が一番大きな問題だと指摘します。

この件は、国の監査の事前調査で判りました。すなわち、市の内部や監査委員のチェック

より判らなかったことは残念であり、市の組織が機能していない。外部の監査が無けれ

ば判らなかった。

この点が、鎌倉市組織の「タガ」が緩んでいる一番の問題です。



生活保護費の盗難内容

1.盗難期間は、平成22年7月~平成27年3月までの43カ月にわたり行われていた。

2.被害額

 ①被害額届済み:2,076,127円

 ②未被害額届  :   576,270円

       合計  2,652,397円

3.被害の対象となった生活保護費受給者は、5名。

4.生活福祉課職員が、受給者名で領収書を偽造したことが判明し、市が警察に告訴した。

  生活福祉課から過去の受給者名と考えられる印鑑が多数見つかった。



現金管理

1.平成22年度~平成26年度の5か年のチェックができていなかった。すなわち、5か年

  にわたり決算が間違っていたことになる。

2.会計管理者が、金庫のチェックをしていなかった。すなわち、虚偽報告をしていた。

3.鎌倉市のチェック機関である監査委員が、金庫の実査をしていなかった?

4.議会が議選監査委員を出しながら機能していないことになる。また、議会は、決算を

  承認している責任があります。


※ 行政・監査委員・議会は、それぞれどのように責任を取るのでしょうか。


生活保護費資金の流れ

1.鎌倉市のルール

毎月生活福祉課から生活保護費が福祉総務課に請求され、会計課から福祉総務課に資金

前渡される。福祉総務課の出納員が受給者に保護費を手渡す。保護費が、受給者に渡され

なければ、翌日5日までに会計課に返還する必要がある。

2.判明した実態

会計課から福祉総務課に資金前渡された金は、生活福祉課に渡され、生活福祉課のキャビ

ネット保管されて、受給者に手渡されていた。受給者に渡されっていない保護費は、福祉総

務課に返還されず、そのまま生活福祉課に保管されていた。



問題点

鎌倉市財務規則第91条から96条に資金前渡に関するする規定がありますが、規定通りに

運用されていなかった。現金は、福祉総務課出納員しか扱えないのに、生活福祉課課員が

取り扱っていた。毎月、福祉総務課課員が、精査し会計課に未清算金を返還していなかった

り、会計課も福祉総務課の前渡金チェックを怠った。

6月議会・総務常任委員会において、会計管理者が、今回不祥事から全庁調査結果を尋ね

られ「調査したところ、不足金が発生した時に職員が不足金を出していた」答弁。過入金につ

いては「金庫にそのまま残されていた」と発言する始末。会計管理者の意識のなさが露見

した。


資金前渡された金が、ルール通りなされず、前渡されたものはすべて未精算

のものがない。 

すなわち、未清算金はゼロという処理が長年にわたり行われていました。

 

全庁において資金前渡されたものについてすべて調査する必要がある。

各課の金庫を実査する必要がある。

現金を取り扱う部署における過不足金処理についてのルールがないという。

至急、過不足金の処理規定を作る必要があります。

長年に亘り未清算金ゼロ処理が、チェックを行わず実施されてきた。

資金前渡金による支払いが行われてきた部署のチェックを行わない限り、正しく決算が行わ

れてきたのか確認できない。



鎌倉市は、残っている会計処理書類をすべて調査しない

と市民の信頼を得ることができない。

議会が、陳情「外部監査導入を求める」について継続審査

としたことは、ことの重要性を認識していないと考えます。

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コメント

自称保守の角田君が応援している参院選神奈川選挙区で自民党公認 三原じゅんことかいう候補者が、かつて子宮頸がんワクチンの推進を訴えて議員になったと思うんだけど、最近何か言ってる? 不都合な真実なのか? 旗色悪くなるや、一切言わなくなったのか? メディアも、子宮頸がんワクチンの功罪について三原に質問してる? 私は一度も見たことがない。選挙公報見ても「ガンになったのが政治家の原点」とか書いてあるんだけど、「子宮頸」の表記を落としたのは何故だい? 反省しているのか、成功だったと思っているのか? 政治家なら、ちゃんと説明責任果たしてほしい。っていうか、新聞がちゃんと聞けよ。

今の議選監査委員は3回目だっけ?
2期目のお方だから、この不適切な事務処理が行われていた時期と被っているなぁ。

これ、見抜けなかったことじゃない?

市議員や内部監査では絶対無理なのが分かっているだろうに、継続審査もなにもないでしょう。
継続にしたのが吉岡、永田、保坂の3議員見たいですが、自分たちが責任とってくれるのかな。一人当たり90万円ずつですね。単純計算すると。

http://hosaka.kanagawanet.jp/2016/07/02/1515/

金かかる割には効果が期待できんという消極的理由は思考停止そのものだと思う。

外部監査にかけるより税金ねこばばされる方が金的被害は小さいから、うるさいこというなと言われているみたいだ。

(先程のではなく、こちらをUPください)税金ネコババのほうが外部監査入れるより金的被害はすくないから、よく考えろと言われているようで、腑に落ちませんね。道義的責任の欠落そのものです。

結局継続審査を求めた議員たちは
それは監査委員が悪だから、そこに責任取らせるべきと言いたいのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いままでの体たらくは監査委員にもその一因があるから責任を取らせるべきか。
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242条第1項では地方公共団体の住民は、
当該普通地方公共団体の長若しくは委員会若しくは委員又は当該普通地方公共団体の職員について、
違法もしくは不当な公金の支出、財産の取得、管理もしくは処分、契約の締結もしくは履行もしくは債務その他の義務の負担がある(当該行為がなされることが相当の確実さをもって予測される場合を含む。)と認めるとき、又は
違法若しくは不当に公金の賦課もしくは徴収もしくは財産の管理を怠る事実(以下「怠る事実」という。)があると認めるときは、
これらを証する書面を添え、監査委員に対し、監査を求め、当該行為を防止し、もしくは是正し、もしくは当該怠る事実を改め、又は当該行為もしくは怠る事実によって当該普通地方公共団体のこうむった損害を補填するために必要な措置を講ずべきことを請求することができると規定している。

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