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北鎌倉緑の洞門    裁判記録から見えてきたもの

北鎌倉緑の洞門について、鎌倉市民から二つの裁判が提起されています。

その一つ「北鎌倉隧道開削工事公金等差止請求事件において市民(原告)が主張し、鎌倉

市(被告)に対し釈明を求めていました。

今回、原告の主張と求釈明求釈明に対する原告回答書を入手しました。

鎌倉市の回答書から、いろいろなことが判明してきました。

1.市と斎藤建設が結んでいた開削工事契約は、8月発生したトンネル付近の剥落岩石除去

  で終了とする。今後進める仮設・補強工事とともに安全対策本工事は、現在の補正予算

  を流用しない。新たに予算計上する。

2.新たに設置する北鎌倉緑の洞門委員会を2016年11月10日開催予定。新設する委員

  会は、文化財と土木の専門家で構成する。今後、開削工事を実施する可能性については

  委員会の中で結論付けられる。したがって、市長としては、現時点で確答できない。

※ 文化庁の意向の委員会メンバー数名選出する。その一人は、トンネル工学の小泉早稲田

  大学教授です。

3.仮設・補強工法については、専門家の意見を聞きながら検討し、文化庁と協議して決め

  る。したがって、洞門の現在の客観的な景観を復旧することができるか否かは、市長とし

  ては、具体的に回答できない。

  市の回答書からは、保存に対して消極的であることが、垣間見える。

市は、トンネルの通行禁止を続けたまま、地域住民の通行を妨げているにも関わらず、通行

のための仮設工事を、工法ともども遅々として進めていない。トンネル通行のための予算も

時間も十分にあったのに住民の怒りを得て、開削工事をしようとしているかのごとくである。

とりあえず、安全対策工事と称してのトンネル開削工事は無くなったが、市は、景観・文化財

上からトンネル保存するとは明言しない。あくまでも安全対策上からトンネル開削を温存した

ままです。

松尾市長は、文化庁をはじめ、文化財や景観面からの専門家からの多くの保存提言を受け

ている。しかしながら、第一義的に保存をする方向性すら示していない。地域住民の間で保

存と開削で論争だけでなく暴行事件まで発生した。

住民の意向を踏まえ、トンネル保存を目途にすると明言

しないと、地域社会が壊れてしまう。

このような事態では、鎌倉市が進めるまちづくりに、今後、

住民が協力しなくなる。

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コメント

異常ですよね。
門外漢ですが、それでも現場に行って大船側の辻の家も見て、どう考えても市や辻がおかしいと思いました。ただ市の主張する防災面を考えると、辻の家のさらに大船側にある家は4メートルあけるべく将来的にはセットバックすべきでしょう。


2016/11/16(水) 10:30 第5回口頭弁論(結審?)

平成28年(行ウ)第2号 北鎌倉随道開削工事公金支出等差止請求事件(緑の洞門問題)

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