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不当労働行為救済申立事件の和解   議会の権威は守られたか

2018年6月29日6月議会本会議にて「不当労働行為救済申立事件の和解について」

松中・長嶋市議の2名が反対したが、賛成多数で可決された。

真っ当な議員は二人しかいない!?

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ここでいう「不当労働行為」は、特勤手当とわたり廃止について組合が労働委員会に対して

鎌倉市・市教育委員会・市議会を訴えたものでした。特勤手当については組合が敗訴し、わ

たりのみが残っていた。


「わたり」廃止は、総務省の通達があり、県下自治体では、鎌倉市だけに存在していた制度。

それを鎌倉市議会が、「わたり」廃止に伴う激変緩和措置を即時廃止と修正議決した。議会

が即時廃止したことに対して組合が、市と議会を労働委員会に訴えたものです。


議会は執行機関でなく、議決機関であるにも関わらず、組合は議会を訴えました。

鎌倉おやじは、専門家ではないが、鎌倉市議会は不当労働行為に対する申立先ではないと

考え和解案についても放置すればよいと考えています。故に、議会は労働委員会にも参加し

ていませんでした。


2014年9月議会において「新給与体系」が提案された。その内容は、従前にあった「わたり」

を廃止するものだったが、わたり該当者に影響が大きいと「激変緩和」措置を講じていた。

その内容は、6年間かけてわたりを無くす案でしたがその案では「わたり」該当者は痛みが伴

わないまま退職する。「新給与体系」は従前より給与が高くなりますので「わたり」該当者は、

焼け太りもいいところなので議会は、激変緩和措置を無くした修正案を可決した。


詳しくは「 新・給与体系議案の修正案が確定した!」を参照してください。


「わたり」とは

労務現業職の者などが、職務職責が無いにも関わらず年功によって上位管理監督職と同等

の給与を与える制度。


「わたり」制度は、バブル期の「官民格差」の労使妥協の産物です。鎌倉市は、「わたり」制度

を神奈川県下で唯一2014年上半期まで存続させていた。今まで鎌倉市に「わたり」が存続

していたのは、労使「馴れ合い」があったからだと考える。その証拠に鎌倉市の職員給与が、

都道府県・市区町村を含め全国自治体で日本一給与に一時的になったのだと考える。


鎌倉市職員組合は、不当労働行為の相手先にならない市議会を訴えている。

そもそも市議会は、不当労働行為の訴え先にならない。市職労の「無茶ぶり」だ。

中労委が、和解と言っても拒めばよいだけなのに、市は、和解するという議案を出してきた。

本来、市は、和解を飲む必要がないのに議会に提案してきた❓



顧問弁護士に市が中労委の争いに負けると言われたのか。




なぜ松尾市長は、ここで組合と妥協する必要があるのか。



議会は、議会を訴えた組合の願いを聞く必要があるのか。



議会や議員としてのプライドがないのかと言いたい。



和解案の賛否

1.賛成市議

  ①共産(吉岡・高野・武野)②公明(大石・納所・西岡)③自民(伊藤・森・志田)

  ④ビジョン(久坂・河村)⑤みらい(池田・山田・前川)⑥鎌夢(高橋・永田・日向

  ⑦ネット(保坂・安立)⑧無所属(千・竹田・くりはら・飯野)  合計23名

2.反対市議

  無所属(長嶋・松中) 合計2名

  ※ 太字は、前期市議



和解」は労使の「なれ合い」が続く可能性が多くなり



このままでは、不祥事が続く?





追申

「新給与体系」を修正できたのは、

元鎌倉市議の岡田和則氏と現神戸市議の上畠寛弘氏の活躍があったからです。

地方議会において給与議案が議会において修正されたのは、画期的なことでした。

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コメント

この和解案が抱える大きな問題を松中・長嶋両議員以外は理解できていませんね。

勉強不足の前川議員などはともかく、岡田議員の期待と協力を受けていたはずの飯野議員までがこの始末では本当に情けない。

本来であれば、給与条例主義の大原則に基づいて、住民自治の根幹たる市議会の決定が優先されなければなりません。市議会は主権者たる国民たる鎌倉市民の信託を源泉に選ばれていますから、市議会議員の多数によって、労使の合意事項であっても、正すべきところがあれば正すことが、住民自治です。その決定は、私達主権者に係る重大なものです。

何より今後、鎌倉市職員労働組合(地方公務員法による職員団体)は、あくまでも鎌倉市職労現業評議会(労働組合法による労組)と鎌倉市当局に過ぎない本和解案を振りかざして、労使自治だ労使自治だと、労使交渉や議会などをミスリードしていくリスクがあります。

今後、労使交渉をする中で、鎌倉市当局がたとえ、あくまで現業評議会との和解案であり、その効果は職員団体である鎌倉市職員労働組合に及ぶものではないと主張したとしても、その現業評議会を包括するのが我が鎌倉市職員労働組合であり、和解案は一般職員の労働条件に係る交渉でも有効だと拡大解釈されかねません。

今の何ら危機意識をもたない議員が大半の市議会の面子を見ていれば、市職労や市職労の手に堕ちた総務部にとっては議会対策なんて、容易いものでしょう。

私は岡田議員と党派を越えて全力でこの問題に手をとりあって取組んだだけに、議員自らの手で議会制民主主義と二元代表制を蔑ろにした鎌倉市議会の自殺を悲しく思います。

岡田議員の復活を全力で応援したいです。

【拡散希望】2018/7/14(鎌倉市)不祥事続きなのに松尾市長も市議会議員も誰も責任を取らない?

2018/6/22(鎌倉市)不適切な事務処理に関する調査委員会

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/compliance/futekisetsujimu_iinkai.html

2018/7/10(カナロコ)湘南17自治体 夏ボーナスの一般職最高は鎌倉

http://www.kanaloco.jp/article/344858


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